4 神様はオレ様
 
・・・本を鼻で読む、リスター・・・

リスター:これ、ネコの本だから、匂いがついてるんだよ。
ラインにそって嗅いでいくと、いろんな匂いがするの。 最高。
リマー:何をくだらん事を・・・。 何て書いてある?
リスター:え〜と、・・・ディックが走る・・・走れディック・・・走れ、家に・・・だって。
リマー:それがネコにとってのシェイクスピアか・・・。
リスター:シェイクスピアって誰?
リマー:劇作家だよ。 ウィルフレッド・シェイクスピアだ。
 

リスター:お前がくれたあの本、結末すごく良かった。
鼻が信じられないくらい。
キャット:あんなのダセエよ。こっち読みな。
あんたが欲しがってた聖書だ。
リスター:わっ、絵だ!
キャット:挿し絵っていうんだ。オレらネコ族の本でさあ、ストーリーにあわせて絵が描いてあるのがあんの。こんなの初めてだろ?
リスター:これ、オレだ。
キャット:違うよ。それはクロイスター。 キャットピープルの父だ。昔々、生きてたの。
リスター:違う、オレだよ。 いいか? リスター、クロイスター、似てるだろ?
キャット:よく言うよ、バカ猿が。 クロイスターは偉いんだ。神様だぞ。
リスター:ネコのフランケンシュタインは、オレのペットだった。あいつがハラボテの時、オレはカプセルに入れられた。18ヶ月で出てくるはずが、出てきたら300万年経ってたんだ。
キャット:オレもよく寝坊する。
リスター:違うよ。その間にオレが飼ってたネコから始まって、ネコ人間に進化した訳だよ。
キャット:オレ、もう行かなきゃ。
でもさあ、今度昼メシでも喰おう。アポいれとくニャ。
「12時半、神と昼メシ」
ちゃんとフォーマルでキメてきな。
リスター:本当なんだってば。
キャット:じゃあ、極めつけの事を聞いてやるよ。
なんで神がそんなツラなんだ?
 

・・・そんな中、ドワーフが未確認ポッドを回収する・・・

リマー:これは、私が見つけたのだ、私の物だ。
リスター:何これ?
リマー:わからんが、知性を持ったエイリアンのカプセルである事は間違いない。
18週オマエといて、やっと高等生物と話せる日が来たという訳だ。

リスター:あれ? なんだ、これ?
R・・・E・・・次がD・・・レッドドワーフ・ゴミポッド・・・。
リスター:ホリー、これ、レッドドワーフが宇宙に捨てたゴミポッドだろ? なんでリマーにそう言わなかったのよ?
ホリー:からかってみました。
・・・文字を隠すリスター・・・

リマー:リスター、起きてるか?
リスター!!
起きてる? 私も眠れんのだ。興奮してしまって。
リスター:興奮って何?
リマー:エイリアンのポッドだよ。

リマー:偉大な発見は最初は笑われるものだ。
ガリレオしかり、エジソンしかり、コロンボしかりだ。
リスター:コロンボって?
リマー:アメリカ大陸の発見者だよ。
リスター:なんで、エイリアンがいると思うの?
リマー:彼らはきっと、我々が想像もつかない程の進歩したテクノロジーを持っているの違いない。
リスター:人間が遅れているんだよ。今だってバレバレ、ミエミエのカツラしか作れないじゃん。
リマー:エイリアンなら本物の肉体がつくれるぞ、きっと。

・・・エイリアンに「クエーガー」と名付けるリマー・・・

リマー:何が入っている?
リスター:心の準備はいいか?
・・・クエーガーって、エグイねえ。
リマー:すごい! 私の人生で一番のハイライトだ。いや、クライマックスだ。クエーガーの高潔なる戦士が完全なる姿で残っていたとはなあ。

何かに似ている気がする・・・ローストチキン?

「こりゃあ、くっせーゴミポッドだぁぁ!!」
・・・宇宙に響く、リマーの叫び・・・
 

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