3 昇進は宇宙のいのち
 
リスター:ホリー、なんでよりによってあほリマーなんかホログラムにしたんだよ?
ホリー:何がご不満ですかな?
リスター:船一番の嫌われ物だよ、あいつ。 誕生日のビックリパーティーを自分で計画したっていうんだから。
ホリー:では、どなたがよかったんです?
リスター:クリスティーン・コチャンスキーは? あの娘ならよかったのに。
ホリー:あなたが彼女とかわした会話は、単語にして、たった173でした。
リスター:リマーは?
ホリー:1400万語の言葉をかわした。深い仲です。
リスター:そのうち、700万語はオレがやつを「ゴキブリ」っていったの。
もう700万語は、やつがオレに向かって「ドジ」ってわめいたの。

リマー:そのタバコ、リスターに見られる前にもとの場所に戻しておいてくれないか?
キャット:オレのだもーん。
リマー:魚をやるぞ。
キャット:1匹だけ?
リマー:2匹だ。
キャット:これ全部が2匹?
リマー:では、好きなだけ食べる方法を教えてやろう。
キャット:5匹くらい? 5匹だって? やったー!
キャット:あー、ちょっとちょっと、5匹だけ?
リマー:6匹。
キャット:アーオ!

リスター:リマー、コチャンスキー覚えてる?
あの娘とデートしたいんだけど?
リマー:もう死んでる。
リスター:一晩だけ消えて。4時間だけでいいから。
約束する。絶対戻すからさあ。
リマー:ダメ。
リスター:前から好きだったのに、一言も言えなかった。
リマー:お前は上官が下した判断に逆らおうっていうのか?
リスター:2等と3等じゃ対して変わらないだろう?
リマー:例え1つでも、階級の差は厳然として存在するのだ。
お前は、私の部下だ。
リスター:分かったよ。
試験を受けて、士官になってやる。オレに敬礼して、さんづけで呼ぶんだぞ。
コチャンスキーと交代して、タバコも出してもらう。

リマー:ホリー、冷たいシャワーを出してくれ。
・・・冷たすぎる!
ホリー、この腕は? 私の腕じゃない。誰の腕だ?
入れ墨があるぞ
・・・キャンディ・・・デンマークフォーエバー?・・・
これはピーターセンの腕だな。
汚らわしい、何を触ったかワカラン。
それにこの耳はなんだ? まるで巨大なレーダーの皿がくっついているみたいじゃないか。
ホリー:それは、ご自身の耳です。
 

リマー:ホリー、リスターは何処だ?
ホリー:その情報は極秘情報です。
リマー:命令に逆らうのか、この醜い老いぼれが。
ホリー:醜い?この顔は、何十億のパターンから選ばれたのです。これこそ最も偉大で、女性に好かれるモテモテ顔なのです。
リマー:オペレーターは、目が悪かったのだろう。
ホリー:なんですと!
・・・ホリーを怒らせ、ピーターセンの腕から攻撃されるリマー・・・
キャット:なんの芝居? なんかショーやってくれんの?
BGM があればもっと良かったのに。

リマー:本気でお前のようなお気楽野郎が士官になれると思っているのか、まったく。 だいたい、何にノートとっているんだ、チョコの包み紙とはなあ。
じゃあ、加速度計算法は?
リスター:知らない。
リマー:ボイルの第4原則は?
リスター:知らないってば。
リマー:これは、基本中の基本だぞ。これでどうやって技術試験に受かろうっていうんだ、リスター。
リスター:関係ないよ。受けるのはシェフの試験だもん。
リマー:シェフになりたいのか?
リスター:あんたより上になりたいだけ。あんたより階級は上だよ。
リマー:心配ない、お前なんか絶対に受からない。
リスター:受かりません、リスター殿・・・だよ。今から頑張って、練習しときな。
 

・・・シェフ試験中に現れる、ホログラムのコチャンスキー・・・

コチャンスキー:デイブ、なんで生きてる時、私の事好きだって言ってくれなかったの?
リスター:オレ、おバカだし、とろいし、お気楽で、怠け者で、役立たずで、足も臭いから。
コチャンスキー:あなたみたいなタイプ、だいっ嫌いなのよ。だから早く鍋やフライパンもってひきあげて。 はい、サヨナラ。
私は野心家が好きなのよ。常に上を目指している上昇志向の男。
リスター:お前リマーだろ、出てけ。
コチャンスキー:ホリー、ディスク交換。
リマー:あ、ホリー、胸が違うぞ。私の乳首を返してくれ。
・・・焦らなくてもいいぞ。

リマー:どうだった? リスター。
リスター:「どうでした、リスター殿」だろ?
 

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